当社が使用する紙

時に印傳のように、時に革のように… 「印傳のような紙」「革のような紙」 それは株式会社オフィスサニーがプロデュースするまったく新しい紙。 温かな質感を持つ、彩り豊かな紙『NTラシャ®』に、 印刷業で培った特殊印刷技術を使って、独自のデザインと発想でオリジナリティあふれる紙に仕上げています。 浮き出し加工とは異なり、紙の裏面に凹凸が出ないことが特徴です。 様々な場面で活躍できそうな、可能性を秘めた紙。 それが「印傳のような紙」「革のような紙」なのです。

「印傳のような紙」について

主になめした鹿の革に漆で文様をつける伝統工芸の「印傳」。年代を問わず愛される伝統工芸のひとつです。 「印傳のような紙」は、この印傳の持つ独特な雰囲気、 ぷっくりツヤツヤとした漆の質感を、特殊な印刷加工技術で再現した紙です。 数ある印傳文様の中から、和の雰囲気と洋の雰囲気を併せ持ち、おめでたい意味合いがある吉祥文様を厳選しています。あえて天然の皮革にはない色の紙も使うことで、古典的な文様をモダンな印象に変えています。 従来の印傳ファンのみならず、若い年代に「印傳」という伝統工芸を継承していきたいという願いも込めています。

「革のような紙」について

爬虫類の文様を特殊印刷加工技術で紙に模しました。 皮革の艶や高級感はそのまま、手触りや見た目はまるで本物のようですが、 革独特の重さや匂いがなく、軽くてお手入れの必要がない、使いやすい紙です。 革製品の代用品としても使えると思います。 細かい模様の「ヘビ柄」と、クロコ型押しのような模様の「ワニ柄」があります。 「紙素材を異素材である皮革のように見せた」というアイディアとノウハウで 平成28年2月、3年越しの念願叶い特許を取得しました。(特許番号5885273)

革のような紙ができるまで