<網代・えんじ>=「疫病除け」「魔除け」

人類はこれまでの歴史の中でもたびたび疫病と戦ってきた経緯があり、「魔除け」の意味を持つ柄が多く存在します。

<網代(あじろ)文様>もその一つです。

魚を捕るために川に立てる竹や木を組んだ網状の仕掛けに由来した文様で、邪気を払う魔除けの意味合いがあります。竹や木を組んで「網」の「代」わりに使ったので「網代」。昔から壁紙や天井などの家の中の装飾にもよく使われる柄で、見えない恐怖から身を守ろうとする人々の願いが形に現れています。

不安を少しでも解消するべく、身の回りの物の柄に魔除けの意味合いを持つ柄を用いたくなる気持ち、よく分かります。実際にそんなことはないとはわかっていても、魔除けの文様が悪いものから守ってくれる!というゲンを担ぎたいのです。心が強くなりますからね!

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